2011年12月7日水曜日

単練と対練

最近、ちょっと開眼したことがある。相手を崩せるようになったというそれだけなんだが、出来るようになって気がついたのは「相手を意識しない」って事だった。

それ自体はよく言われてることだし今更という事である。相手を目の前にすると、どうしても相手をどうかしてやろうという気が働いて、余計な力が入る。結果的に力づくで崩そうとしてしまうことになるのだが、上手くいく時は相手の存在が気にならず、自分の体がそれこそ套路の動きのままに動いて結果的に相手が崩れているのだ。

気付いたのは実はそこではない。これもよく言われていたことだが、単独練習の時に相手の存在を意識せよ、ということとの繋がりだ。対練で相手を意識しないで動いた時に相手を崩せるのは、実は単独練習の時にきちんと相手の存在を意識しているからなのだ。

「一人で練習をする時に相手が居るように練習する」ことと「対練の時に相手の存在に気を取られない」ということは、実は表裏一体の事だったらしい。相手が居ないからこそ相手の存在を意識し、相手が居るからこそ相手の存在に気を取られない必要があるのだ。

何を言ってるかわからないかもしれないが、とりあえず何かの役に立つかもしれないので記録しておく。それこそ数年後には解ってなかったなぁ〜、となるかもしれないが。

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