まず現在の利用形態だが、Suicaカードのオートチャージ機能を使っていた。これはSuicaの残高が一定以下になると、自動的に一定額がチャージされる仕組みだ。チャージは登録されているクレジットカードに課金する形で行われるが、私の場合はクレジットカード一体型だったのもあって、あまり考えずにVIEWカードに課金する設定にしていた。
さて、新しいカードが届いたので、出かけるタイミングで定期券情報の移行をしようと考えていたとある週末のこと。ちょうど外出の用事があったので現行のカードと新しいカードを持って出かけた。ちなみに現行のカードは最近カードリーダに対する反応がかなり悪くなっていた。ちょうどいいタイミングでカードの更新ができると思っていた所ではあった。
残念ながら行きには時間がなかったので、とりあえず電車に乗って、帰り道に処理をしようと思って改札を抜けると、違和感。Suicaがチャージされたのだ。おかしい。残高には余裕があったはずだがと思っていたが、目的地の駅を降りる時に事情が判明した。新しい方のクレジットカードにチャージされてしまい、現行のカードの定期券が使われていなかったのだ。
ここでまずおかしいのが、どうして新しい方がオートチャージされてしまったのかという事。オートチャージはSuicaの機能だと思ってたのだが、起きた現象を考えてみるとどうやら新旧のカードはその情報を共有しているらしい。確かに切り替える事だけを考えればそういう情報まで引き継げるのは理想的だが、それならば定期券情報などを切り替える時に引き継いでほしい。
まあ片道分の電車賃はあきらめるとしたが、次の問題は結局駅の端末での定期券情報の移し替えができなかったという事だ。何でも新しいカードの方でSuicaの利用履歴がつくと、移し替えができなくなるらしい。これではどうしようもないので、サポートに電話して対策を指示してもらう。それによると、現行のカードの定期券情報を一旦磁気定期券化して、そこから新しいカードに定期券情報を移せという事だった。
現行カード→磁気定期券→新カード
ということだ。そこでみどりの窓口で磁気定期券発行の手続きをお願いした。すると次の問題。窓口の端末では定期券情報の読み出しが出来なかった。確かに改札でも反応があまり良くないが、それでもちゃんと改札を通過できてるのだ。だが窓口担当者は「この機械では読み出せない」の一点張りで、もう一度サポートに電話しろという。仕方が無いのでその場でサポートに連絡する。で、また事情を一から説明。こういうのは引き継げ、ないんだろうねぇ
結局解決策は、
- 書類を送付するので、その書類を添えて改札でSuica停止処理を行う。
- 停止処理の終わったSuicaと書類とセットにして、みどりの窓口で磁気定期券の発行を行う。
- 磁気定期券から新しいカードに定期券情報を移す。
という手順を踏む事に。先日その書類が届き、今朝やっと新しいカードに定期券情報を移す事が出来た。
問題は古いカードのSuica残高。送られてきた指示によると、カードを送り返したら、現在のチャージ額をチャージし直した新しいカードを送り返すとの事だったが、そもそも期限が切れるカードを再送付してもらう意味が無い訳で。とりあえず試してみようと考えているのは、
- 新しいカードを使ってオートチャージ機能の無効化を行う。
- 古いカードの残高を使い切る。
である。オートチャージ機能の設定が二枚のカードで共有されているなら、この手でうまく行くはず。だめだったら…
また電話か。
0 件のコメント:
コメントを投稿